カテゴリー「11書評欄 (読書日記)」の記事

2008.04.16

家づくりのススメ

『家づくり、行ったり来たり』の「「家づくり物語」——友人が書いた本をオススメする
『ちはろぐ』の「『家づくり物語』
『谷中M類栖』の「朝妻義征 著『家づくり物語』

に、それぞれトラバ

本日は、私の知人の著書を紹介させていただきます。
上記トラックバック先にきちんとした書評が出てますんで、そちらをご覧いただいた方が「タメ」になるのではないかと思いますが、せっかく著書をいただいたので、感想込みで、本日の記事とさせていただきます。

家づくり物語
実は著者である朝妻さんからご本をお送りいただいたのですが、これが非常に面白い本でした。実は朝妻さんのことは、本紙の記事「「イイ」の発見」で紹介させていただいております。

さて、この本、家づくりを考えている全ての皆さんにおススメです。
知り合いだからじゃなくて、良い本だからおススメするんですよ。

家づくりを考えている人向けに書かれたこの本は、おそらくいわゆるハウツー本の部類に入るとは思うのですが、巷の家づくりハウツー本とは全く趣を異にしています。

なぜなら

「こんな工法がおススメ」とか
「収納はこうすると便利」とか
「欠陥住宅を避けるためのコツ」とか
「ハウスメーカー・建築家の選び方」とか
「こうすればローコスト住宅が可能」とか

そんなことは一切書いてないのです。
それどころか「正しい方法なんてない」ことを強調してすらいます。

あ、今「そんな役に立たない本なんか読みたくない」とか思いませんでしたか?
でもそれはちょっと待って。まあまあ、話はゆっくり最後まで聞きたまえ。

この本が、家づくりを考える人たちに繰り返しすすめているのは

「自分が何を求めているのかを明確にしてみよう」
「将来の生活像をきちんと描いてみよう」

ということに尽きます(いや、そんな断言しちゃったら失礼か・・・・)

あ、今「そんな説教臭い本なんか読みたくない」とか思いませんでしたか?
でもそれはちょっと待って。まあまあ、話はゆっくり最後まで聞きたまえ。

家づくりに限らず、どんな行動に関してもそうですが、得たいと思っている結果がきちんと思い描けていない人が、より良い結果を残すことはできません。で、案外その「将来像を描く」ことができていない人は多いものです。いや、それができてないことに気づくことすらできてない人が多いと言うべきでしょうか?

家づくりで重要なのは、住まい手がきちんと自分の生活像を持つことだというのは、編集長が常々主張していることでもあります。生活像のないところによい家は建たないし、ついでに言えば、将来像のないまちづくりで、よいまちができるはずがありません。

では、その将来像とやらは、どのようにしたら得られるのか?実はそこに建築プロデューサーである朝妻さんの主張があるのです。

こんな風に書くと、なんか説教臭い本に思えますが、そこはそれ、「家づくりに悩める主婦「桂子さん」の前に、家づくりのオヤジ妖精が突然現れる」という信じがたく破天荒かつご都合主義とも思える設定にいつの間にか引きずり込まれて「ふむふむ」なんて、割と抵抗なく最後まで読まされてしまうのが不思議なところ。結構最後まで一気に読めちゃいますよ。

編集長が常々考えていることでもありますが、せっかく高いお金を出して家を建てるのであれば、その設計・建設プロセスやその後の生活も含めたトータルな「家づくり」を楽しまない手はないと思います。そして、そのためのヒントというか、その入り口に立つための心構えのようなものを身につけるにはこの本はもってこいの本ではないでしょうか。

家づくりを考えている人は、巷にたくさんあるハウツー本を読む前に(後からでも間に合いますが)是非読んでみてください。情報がたくさんあって、何が何だかわかんなくなっちゃってる人にもおススメです。

自分の「家づくり羅針盤」を手にするために最良の一冊

と思いますよ。

■本紙関連記事(どれも随分以前の記事ですが・・)
「イイ」の発見──────(hiraさんのコメントもぜひ!)
施主と設計者の関係について(この記事わりと評判よかったのよね)
建築家の存在って─────(家づくりは楽しいって話です)

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2005.11.29

県庁の星

まあ、なんか「手に汗握る役人エンターテインメント」とか言ってもさ、で「スーパーの女」とどこが違うんだ?と問われたら、違わないのよ、実際。でも、こういう予定調和の感動サクセスストーリーには弱いわけですよ。編集長は‥。ってことでお許しを

帯の裏面によれば、「役人意識構造改革ストーリー」なんだそうですよ。S課のHさん、こんなのどうですか?(笑)貸しますよ。


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2005.05.26

住宅の間取りの楽しみ方に関する一考察

間取りの手帖(佐藤和歌子,リトルモア,2003年)
現代住宅研究(塚本由晴+西沢大良,INAX出版,2004年)

この2冊がたまたま編集長の机の上に並んでいたので、これは一緒に語らなければならないと思ったりして書き始めた今日の記事です。どちらも間取り集。などと一言でいっしょくたにしたら、双方の著者から叱られそうですが、なんとなくこの2冊が並んでいるところが面白い。

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2005.05.03

夜のピクニック

本屋大賞の第2回は、恩田陸「夜のピクニック」だそうです。

恩田陸さんの本は、基本的に文庫で読むことにしているので、新刊情報に疎いのですが、あの「博士の愛した数式」をメジャーにした本屋大賞とあっては読まざるをえません。早速読んで見ることにしました。

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2005.04.06

ネット王子とケータイ姫

「その昔、ケータイがなかった時代もあったと聞いた。人々はいったいどうやって暮らしていたのか。私はそのことを想像しながら、このレポートを書いてみたいと思う。」
──「ネット王子とケータイ姫」(香山リカ+森健,中公新書,2004年)より

本書のあとがきから、著者の一人、香山リカ氏が2004年に大学1年生に課したレポート課題の提出物の書き出しを引いているところから引用しました。すごいことになってんのね。今や。

さて、

子供たちに携帯電話やパソコンを、どんな時期にどんな与え方をするのが良いのか?と言われても「ケータイもパソコンも道具の一つ、ナイフと同じで使いようによっては危険を伴うというという意味では同じこと」だと簡単に考えていました。

しかし、この問題、この本によれば、そんなに安易に考えていてはいけないようです。

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2005.03.04

「淋しい狩人」のススメ

出張の行き帰りにはたいがい本を読んでます。(もちろん行きは必死で仕事をしてるときもありますが)今日は新しい本がなかったので本棚から拾ってきました。宮部みゆきさん。彼女の作品の中では、この「淋しい狩人」と「初ものがたり」が特に好きです。
ホントにおススメよ。宮部さんは賢い男の子を書かせたらぴか一ですね。この作品では男の子の家庭環境が特によい。少しビールが入ってればこれで泣けます。

「淋しい狩人」(宮部みゆき、新潮文庫、1997年、ISBN:4101369178)

ということで(?)和田山での仕事が一段落。その開放感からちょっと酔っ払ってのケータイからのアッブでした。でも、まだまだ年度末は続きます。

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「ススメ」シリーズ。結構気に入ってます。マイブーム状態。

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2005.03.03

「進化しすぎた脳」のススメ

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真鍋弘さんのkomachi memo2にトラバです。ここで知ってどうしても読みたくなった本をご紹介。真鍋さんの言う編集の良さってのが、編集素人には分からないですが、直感どおり、とんでもなく面白かった。

(授業の最後の場面より)
僕が今回きみらに話した内容の中で、噛み砕いて説明するために結構思い切ってしゃべったことがいっぱいある。厳密な話をわかりやすくするために、細かい部分をはしょってしゃべったところもある。その意味では今回しゃべった内容はすべてが正しいというわけではない。そもそも、わかってないことが多すぎるしね。

(「おわりに」より)
講義は、池谷裕二という今後も成長を求め続ける人間による脳科学観の、現時点での足跡です。ここには現在の私の姿勢が投影されています。そして、私自身が高校生の頃にこんな一連の講義を受けていたら、きっと人生が変わっていたのではないかと思うくらいの内容と密度だったと、自分では自負しています。
──「進化しすぎた脳」(池谷裕二著、朝日出版社、2004年、ISBN:4255002738)

いやはや。こんな面白い科学の本に出会えるとは思いませんでした。

中高生を相手に大脳生理学者(薬学博士)である池谷さんが語ったことを、そのまま(のような形で)本にしたもので、ばりばりの文系人間である編集長にも、最後まで面白く読める内容でした。久しぶりに、かなり興奮しながら本を読み終えました。

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2004.12.08

建築ツウへの道

さて我々「建築ツウ」としては、21世紀に入って起こった「ちっちゃな」住宅建築ブームと宮脇檀の死とに因果関係を認めざるを得ない。特に我々修行嫌いの建築家にとっては、宮脇本は「隠れたバイブル」であり、みな「こそこそ」拝見しており、事務所内の見えるところには置かなかった本ナンバーワンである。
しかし彼の死後「ちっちゃな」建築家は皆大手をふって宮脇節をぶちまけている。「天井が高いのは成金趣味ですわ・・・」「対角線でこう、視線を開かせて・・・」と。「教条的、べき主義者」を嫌った宮脇檀が結果として壮大な住宅設計マニュアルをつくり出してしまったということは何とも皮肉な話である。
──宮脇檀の虚無性 「建築ツウへの道」(大島健二、エクスナレッジ、2004年)より引用

あまり今日は時間がありません。〆切前でどたばた中。なので先日買った本から一つご紹介。引用部分、ちょっと笑いました。そうかも知れません。が、ダンセンセイってさすがです。そんなとこで許して。

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2004.12.07

由布院の小さな奇跡

「観光というものは特別に観光のものとしてつくられるべきではないのです。その土地の暮らしそのものが、観光というものなのです。村の生活がゆたかで魅力あるものでなくて、その土地になんの魅力がありましょうか!」(中谷健太郎氏)
「由布院は、由布院らしい独自の歩き方をしなくてはいけない。由布院の地域性を生かして、由布院らしい個性的なまちづくりを続けようではないか。今は、観光客が来なくて苦しいかもしれない。しかし、そのことを継続してやっていけば、そのことが輝く時代が絶対にやってくる。それを信じて、次の時代を生きる子供たちのために、『由布院はなんとゆたかな町なんだ』と言われる町を、みんなでつくっていこう。その想いを、みんなでつないでいこうではないか」
──「由布院の小さな奇跡 (094)」(木谷文弘,新潮新書,2004年)

 日曜日に買った本の中からまず1冊を紹介しましょう。「由布院の小さな奇跡 (094)」です。仕事で地方町村とのお付き合いの多い私としては、まちやむらの活性化のための方策については大変興味があります。年末からは兵庫県のある町で景観形成と観光振興のお手伝いをさせていただくことになっておりまして、まちおこしの成功事例についてなるべく吸収しておこうと思って手にした本です。お薦めです。★★★★☆

 かねてより「スローまちづくりのすすめ」などでお伝えしてきた内容そのまんまです。引用前半部分を語る中谷さんは由布院で旅館をしている方で、かの中谷宇吉郎氏の甥御さんだそうです。(人工雪誕生の地記念碑を毎日見ていた編集長としては、微妙に反応しまくりです。)まさにその通りと膝を打つという幹事ですよね。明言です。

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2004.11.19

それでも建てたい家

電車で但馬方面です。電車の中では仕事してるときと本を読んでいるときがあります。今日は、ヨメさんの本棚から持ち出した宮脇檀さんの『それでも建てたい家(新潮文庫)』を読んでおります。意外とかなり面白いです。ご自分にも施工者にも施主にもなかなか厳しいご意見。
若干ネタが古い感じはしますが、建築殊に住宅をめぐる状況を分かりやすく書いており、特にこれから施主になろうという方にオススメです。

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【11/20追記】
なんと、この記事があさみ新聞100記事目でした。なんだかうれしいです。まだまだ続けます。皆さん時々お越し下さいね。

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2004.10.21

「やさしい訴え」(小川洋子)

■天から許された存在の形

「スパイスラックといってもばかにはできません」
「ええ、もちろん、そう思います」
「ラックはラックとしての、正確さと美しさを要求してきます」
「要求とは、つまり、どういうことなんでしょう」
「瓶を出し入れするのに一番適切な寸法があるし、決まった重量に耐えられるだけの強度も必要だし、デザインは台所の雰囲気に似合うものでなくちゃならない。つまり、そういうことです。どんなささいなものにも、その存在を支える絶対的な形があります。天から許された、存在の形というものが。僕はそれをなぞってゆくしかないんです」

やさしい訴え」小川洋子(文春文庫,2004年)

 昨日は、町に閉じ込められまして、手元の文庫本と取っ組み合うことになりました。ちょっとステキな文章を見つけたのでここで引用しておきます。
小川洋子さんは「博士の愛した数式」で知った作家です(それを知ったのは週刊文春だったかと思いますが)。「博士の〜」は、特殊な才能を持った、ちょっと変わった数学者と、お手伝いさん親子の物語で、美しい物語でした。以来、気になって少しずつ、この「やさしい訴え」は、夫と別れることになりつつあるカリグラフィーアーティストと、元ピアニストでチェンバロ作家との物語です。引用した部分は、チェンバロ作家が台所に作る棚について語る場面。

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2004.10.15

9坪ハウス狂騒曲(萩原百合)

家でどんなふうに過ごしたいかを建築家に的確に伝えることは、とても大切だ。日々の過ごし方がはっきりしていれば、どんな住まいの箱をつくりたいか自ずと見えてくる。住み手がひとりでない場合は、暮らす人それぞれが家でどんなふうに過ごしたいと望んでいるのか、まず話し合ってみることが先決。夫婦といっても、生まれも違えばこれまで育った家も違う。最初から住まいに対する考えが一致するはずないんだたら。(中略)・・家という箱の中でともに暮らすことが前提である以上、話し合いは避けて通れないし、考え方の違いは平行線のままであるにせよ、お互いを知り、お互いがお互いを理解し合おうと努力していかなければ、心地いい暮らしなんて実現しないと思う。
──萩原百合,「9坪ハウス狂騒曲」マガジンハウス社,2001年
実はこの本、タイトルにあまり惹かれずに、かなり長いこと読まず置いていたものです。本との出会いの面白さはこういう所にありますね。時期を外していたら読み飛ばしていたに違いない文章が、今だから、読むと心に残ります。

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2004.10.08

「エコミュージアムへの旅」(大原一興)

■意思を含む倫理的なもの

さらに彼女は、エコロジーの考え方の延長線上に「豊かな生活よりも正しい生活」を主唱するなど、生命、健康、安全など「生活の価値」という「意思」を含む倫理的なものとして、一貫してこの科学の領域の重要性を訴えていったのである。(Ellen H. Richards,"The Art of Right Living"(1904))
大原一興,「エコミュージアムへの旅」,鹿島出版会,1999

 仕事の関係上、現在エコミュージアムについて勉強中。「エコミュージアムへの旅」(大原一興,鹿島出版会,1999年)は、入門書としてはなかなか良い本だと思います。エコミュージアムの語源から解き明かしていくあたりが、あさみ好みです。少し思ったことを書いておきます。
でもエコミュージアムとはあんまり関係ありません。

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2004.07.15

宮部みゆき「ICO」

 みやべさんの久々の(?)新作を本屋でたまたま発見したので買ってきました。
 みやべさん、ここのところファンタジー系多いです。ちょっと苦手です。みやべが書かなくても良さそうな感じがして、、、、。でも食わず嫌いというのは一番嫌なので読んで見る。まだ5分の1程度、そこそこ面白いですが、なかなか「ICO」ワールドにとけ込めない。
 みやべさんの作品は、レベルセブンが文庫になった頃からのつきあいです。時代物が苦手で、なかなか手を出さなかったのですが、今では時代物の方がすき。みやべさんの魅力は、少年の描き方にあると思っています。ちょっと賢い男の子を書かせたらピカイチだと思っています。これじゃ書評にはならないや。

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2004.06.21

「僕たちは何を設計するのか」について

 これからも読書録は続く予定ですが、、、。一応断っておきます。「僕たちは何を設計するのか」。そんなに悪い本じゃないです。それなりに刺激的ではあります。いやはや、なかなか私の感覚から離れているので、ついつい辛口?になってしまっているかも知れませんが。

 まだ、青木淳氏と隈研吾氏についてしか読んでいないのでなんとも言えません。しかし、青木淳氏のところは、私にも読める内容になっておりました。特殊な施主とのせめぎ合いの中から新しい表現を生み出している、その過程が、なんとなく分かって関心を誘いました。青木さんってまじめで頭のいい方なんでしょうね。

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僕たちは何を設計するのか(1)―隈研吾(2)

書いているうちに飽きてきてしまうので、果たして隈研吾(その3)があるかどうか分かりませんが、書いちゃったものは仕方ないので(その2)をお送りします。

そもそも、この本を読み始めたのは「最近のケンチク」っていったいどうなっているんだ?という興味がきっかけなので「最近のケンチク」について分かればそれでいいようなものだが、読めば「最近のケンチク」を嘆かざるを得ず、ただ嘆くなら少しきちんと書いてもいいだろうと、そういう興味で書いている。

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2004.06.05

機会不平等

 なんかすごい本を読み始めてしまいました。ちっちゃな子供を持つ身にとって、学校の計画なんかに関わる身にとって、なかなかシビアな話題であったりします。
 まだまだ読み始めですが、読み応えありそう。どうやら、教育行政の行く末を案じている内容で、数十ページ読んで、まだ著者の明確な主張にたどり着いていないのでなんともいえません。
 しかし、なんとなく歪んでいる最近の初等中等教育のあり方に一石を投じている本であることは間違いないのではないかと思います。また、読んで感想アップします。

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2004.04.26

僕たちは何を設計するのか(1)―隈研吾(1)

 少し前に、なんとなく現代建築の潮流が見えるのではないかと思って買った「僕たちは何を設計するのか」(ディテール2月号別冊、彰国社、2004年)が出てきたので、少しずつレビューしてみようと思い立ちました。タイトルからしておそらく若い人、あるいは学生向けの本なのでしょう、私もなんだか少し若々しい気分になって読んで見ようと思ったわけです。

 第1回は、本書2人目のインタビュイー「隈研吾氏」の登場です。

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