やるじゃん スタバ
スターバックス、神戸の異人館に出店
コーヒー店チェーンのスターバックスコーヒージャパン(東京)は二十七日から、国登録有形文化財に指定されている神戸・北野の洋館「北野物語館(旧M・J・シェー邸)」を借り受け新店をオープンする。同社が文化財を活用した店舗を出すのは全国で初めて。
絵画展示や読書が楽しめる店などテーマを設定して、従来とは異なる店舗づくりを進めるコンセプトストアの一環。コーヒーとともに歴史の古い洋館の雰囲気も味わってもらう狙い。
──神戸新聞「090325の記事j(魚拓)」より引用
元ネタ提供はakanem特派員。
この異人館「旧M・J・シェー邸」といって、明治40年の建設と言われています。まあ、言ってみればコロニアルな感じ(ハッサム邸やシュウエケ邸みたいに「The コロニアル」な感じはしませんけどね)の異人館です。
ケンチクは使われてなければケンチクじゃないというのが編集長の持論。そういう意味では利殖用のワンルームマンションもドバイの人工島の一戸建てもケンチクではありませんし、いわゆる廃墟(工事途中で打ち捨てられた建物など)系も編集長の定義によればケンチクではありません。
さらに、誤解をおそれずに言うなら、保存されたまま公開もされず人も住んでない歴史的建造物もケンチクではありません。きれいに修景されているけれど、人が全く住んでいないまちなみに、学術的希少価値以外の何があるというのでしょう(※)
使うために作る。使うために残す。ケンチクを愛でるというのはそういうことだと、編集長は信じて疑いません。だから、保存するためにお金を出そうという企業が増えるよりも、このスタバの例のように使おう、楽しもうというコンセプトで活用するような企業が出て来ていることを、編集長は高く高く評価したいと思うのです。
がんばれスタバ!!(負けるなタリーズ!!笑)
編集長は、コーヒー屋さんとしてはタリーズが好きなんだけどね。なぜか元町では長続きしないのよね。(南京町→メディテラス→元町商店街・・・みんな閉店してしまった・・・)マリンピア神戸にできたって言われてもねえ・・・。
※編集調的に一番微妙なのは明治村系です。あれはケンチクではないのか、と問われるとすごく苦しい気持ちになります。でも、あれはケンチクの剥製であってケンチクではありません。その建物がなくなってしまうよりも、明治村に移築された方がはるかにマシです。その方がいいに決まっています。
でも、ケンチクはそこに建ったという経緯・時代背景・気候風土・地域文化などなどを背負っていてこそケンチクであると言うべきです。明治村に行くと、最初は良いものを見ることができてうれしいと思っていても、だんだん目頭が熱くなってきてしまうのは、たぶん、それが剥製にならざるを得なかった背景事情に思いがいってしまうからでしょう。
かくも編集長はケンチクを愛しているのです。
(自分の設計したものであればなおさらです。(笑)
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