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2010/10/19

009.牛を育てていたらしい

【2010年7月13日≫7月14日】

新屋地区でお借りすることになった家にて。お掃除会のとき、ある一間を指し、「その昔ここには牛舎があったのだよ」と教えてもらいました。

この家の建った頃の物価について、普通に就いたお仕事のお給料、酒づくりの出稼ぎに出た場合の収入、そして、それらと比較した場合の、牛1頭が売れたときの値段、と順序だてて、家主さんは話をしてくださります。

それで、私も想像をふくらませます。「そうか、あの頃、ここに牛がいたのかぁ。」

「牛を育てる」という営みは、小代にすまう人々の生き方の枠組みを大きく決定するものでもあったそうです。小学生の自分には、学校へ行く前に、牛を連れて山道をあがり放牧場へゆき、学校が終わると、また牛を連れて戻ってくる、というのが日課なものだったというお話を聞きました。仔牛として育つあいだ、ずっと急な山道を登り降りするので、牛の足腰は丈夫になり、将来的に肉づきのよい牛となるらしいです。但馬牛が、各地のブランド牛の元牛として重宝される背景には、そういった丈夫な仔牛づくりの秘訣も関係しているのだとか。

お掃除会の2日目、実山地区へも立ち寄りました。
この日は、実山地区の方何名かとゆっくりお話をすることができました。
お堂のそばへ行ったとき、向かいにある牛舎の表にでてきていた牛が、こちらを見ている様子でした。

それで私も、牛に挨拶しました。

Mg0914

「大久保といいます。今後何度も現れることになると思います。‥よろしくお願いします!」と。

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